臨時会召集要求の回数
気合いを入れてブログを再開したつもりでしたが、気を抜くと、すぐに更新の間隔が空いてしまい、反省です。
というわけで(?)、次のテーマに入る前に、ちょっとした雑学です。
結局、来年冒頭、常会の召集が決定されましたので、平成27年は、国会の長い歴史の中で、1年に一度しか国会が開かれなかった年として、後世に残ることとなってしまいました。
日本国憲法第53条に基づく、臨時会の召集要求を、行政権である内閣が無視したことによるものです。
そこで、これまで内閣に対して臨時会召集要求を行ったことが何回あるのか、参議院での事例を見てみます。
参議院では、これまで29回あります。
もちろん、衆参両院で要求する場合や衆参のどちらかの院だけで要求した場合もあります。ちなみに、参議院のみで要求したのは、昭和61年の中曽根内閣、平成25年の安倍内閣の2回です。
次に、召集要求から次の国会召集までの期間が長かった例と、短かった例を紹介します。
召集要求から次の国会召集までの期間が長かった例
174日間:昭和45年(佐藤内閣)
121日間:昭和32年(岸内閣)
召集要求から次の国会召集までの期間が短かった例
6日間:昭和61年(中曽根内閣)
8日間:昭和52年(福田内閣)
