新年を迎えて
いつも全国の皆さまから温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。
2020年、節目の年を迎えました。
人口減少をはじめとして日本社会が縮小していく中で、社会保障制度の持続性や税制の在り方など、国会で議論すべき課題は多くあります。
しかしながら、今、その前提となる行政文書や統計等データの在り方、つまりは行政の信頼性が問われています。
近年の公文書改ざん、統計不正等は行政の信頼性を毀損する行政の不正そのものであり、国会が事実関係を質すことについては、与野党問わず異論はないはずです。
行政活動の目的達成のため全体として、そもそもの目的よりも忖度的な要因が力を持てば、行政は歪められてしまいます。長く続く一強体制が行政を歪める原因をつくっているような気がしてなりません。
私は、国会に課せられた行政監視機能を発揮しつつ、社会保障制度や税制の議論に臨みたいと思いますし、3期目の参院議員としてまっとうな質疑を積み重ねることでその先頭に立ってまいります。
私、吉川さおりは2019年の夏、3期目の挑戦にあたり政策の3本柱を掲げました。
社会保障「いきる」
消防防災「まもる」
情報通信「つなぐ」
これらは2期12年間、力を入れて取り組んだ政策課題であり、継続的に取り組んだことで具体的な成果も得られました。
就職氷河期世代が65歳を迎え始める2040年の日本社会を展望した議論は緒に就いたばかりです。
私が初当選時から訴えてきた課題でもあります。
参議院に3期目の議席を預けていただいたこと、初心と感謝の気持ちを、そして政治を志した原点を忘れることなく、これからも精一杯活動してまいります。
将来世代に責任ある政治を、一強政治から緊張感とバランスのある政治をつくることで、誰もが夢や希望を持てる社会の実現に向けて、3期目の活動を本格化させる2020年、節目の年でありたいと思います。
吉川さおり 拝
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