第177通常国会/政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会(2011年5月18日)
質疑模様、片山総務大臣答弁
質疑模様
片山総務大臣答弁、質疑模様
議事録一覧
質疑内容について、参議院webページからそのまま引用しています。大まかな項目ごとに分割してアップさせていただきました。ご覧頂ければ幸いです。
5月18日の政治倫理の確立及び選挙制度に関する
特別委員会は、3月11日の東日本大震災を受け、
被災地における選挙の延期を特例で定めるため、開会
されました。理事として、確認事項についてのみ質疑を行いました。
主な質疑内容
東日本大震災発生直後にも、告示が迫っていた
被災地における統一選の延期のための特例法を
定めましたが、その後の地方選挙においても9月
22日を期限として延期することになりました。
今回の特例法の選挙範囲や選挙延期が想定
される自治体の範囲等について確認を行いました。
もちろん、本来定められている任期で選挙を行う
ことは民主主義の基盤として重要ですが、被害が
甚大である自治体を中心に難しい地域が残されており、
立法府の責任として関係自治体の声をうかがい
ながら、対応していく必要があることを指摘しました。
(1)今回の特例法の選挙範囲 [総務大臣]
1-1.地方選挙と国政選挙の認識
(2)延期期限までに想定される選挙と準備日程 [総務大臣、選挙部長]
2-1.選挙延期が想定される自治体の範囲
2-2.岩手県知事選挙の日程
概略
(1)について
今回の特例法は全て被災地における地方選挙を対象と
しているものであり、国政選挙の日程に関しては影響を
及ぼすものではないという認識について確認をしました。
一部から国政選挙、特に総選挙に影響するのではないか
との見方が示されていたためですが、憲法上の観点から
明確に影響がないとの答弁が総務大臣からありました。
(2)について
選挙延期が想定される自治体の範囲として、延期期限
である9月22日までに選挙を行うことが困難な自治体の
数について現状確認を行い、被災地における選挙準備の
考え方、仮に再度延長することが必要な場合の日程の
考え方等について総務大臣に確認しました。また、復旧
に向けて懸命な取り組みを進めている自治体に過大な
負担をかけないこと、選挙人でもある被災者の方々への
十分な配慮が必要であることについても指摘しました。
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