第190回国会冒頭の動き
今回は、第190回国会冒頭の動きで、既に決定している分についてお知らせしたいと思います。
久々に召集される国会冒頭の動きを紹介することで、政治に少しでも興味を持っていただけるきっかけになれば、とても嬉しいです。
ただ、単なる国会日程の説明ではなく、これまでに紹介した国会ルールを含めた形(リンク部分)をとりたいと思います。
といいつつ、私自身がこれまで何を書いてきたのかの復習を兼ねています・・。そこで、久々にカレンダーをつくってみました。

まず、国会召集日の1月4日は、衆参両院で院の構成を確定するための1回目の本会議が10時と12時に開会されます。その後、本会議で設置が議決された特別委員会を開会し、委員長互選と理事の選任が行われます。
13時からは参議院議場で開会式です。
総理の外交報告と財務相の財政演説は、衆院で14時、参院で14時半予定でそれぞれ2回目の本会議が開会されて召集日は散会です。
これらの演説に対する本会議での代表質問は、1日空けて1月6日から衆議院で行われます。なぜ、1日空けて行うのかについては、政府4演説の例に倣っているからです。
そして、1月6日には、臨時会を召集しなかったことにより発生した、欠員中のものを含む国会同意人事案が、衆参の議院運営委員会理事会で同時刻に提示されることとなっています。
同意人事、特に今回は立法権と行政権の関係から気になる事象がありますので、機会があれば思うところを書いてみたいと思います。
1月7日は、参議院で代表質問が行われますが、衆参ともにこの代表質問にはTV中継が入ります。
ここまでが第190回国会冒頭で、確定している動きです。
それにしても、来年からどんなことを書いていこうか、少し考え込んでいます。
