新年を迎えて
全国の皆さまからいつも温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。
2023年、コロナ禍で3回目の新たな年を迎えました。
私は、2006年7月末でNTT西日本を退職し、2007年の初当選時から与野党双方の立場で活動し、働く人の声や思いを代弁する立場で国会活動を続け、おかげさまで国政活動も16年目に入っています。
また、情報通信産業の職場に働いた一人として、参議院総務委員会で情報通信政策に一貫して取り組むことで少しでも働きやすい職場をつくること、より良い事業環境をつくること、ひいてはそれが国民・利用者のためになること、これらに少しでも貢献することができたのも預けていただいた議席があったからこそです。
現在は、2回目となる経済産業委員長に選任されたため、少しの間総務委員会を離れることとなりますが、政策の3本柱である社会保障「いきる」、消防防災「まもる」、情報通信「つなぐ」を中心に今後も取り組みを続けてまいります。
早いもので、逆風吹きすさぶ過酷な2期目の2013年の参院選から10年目を迎えました。
その2期目の選挙時から変わらずに一貫して訴えていることは、緊張感とバランスある議会構成が必要だということ、そういう国会をつくりたいということです。
緊張感とバランスある議会構成があってこそ、開かれた国会での議論が促進され、関係省庁等に無用な忖度をさせないことにもつながるからです。結果として、この間の一強政治がもたらしたものは、統計不正や公文書改ざん等、これまで考えられなかったような行政の不当な活動や新たな社会課題の出現です。
今の時代に参議院に貴重な議席を預けていただいている責任の重さを噛みしめながら、初心と感謝の気持ちを常に携え、少しでも政治を良くするためこれからも精一杯活動してまいります。また、約20年ぶりにはじめた挑戦についても前に進める年にしたいと思います。
吉川さおり 拝
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