新年を迎えて
全国各地の皆さまからいつも温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。
2025年、新しい年を迎えました。
本年は、私にとって大きな節目の年となります。
今年の7月にはNTTを退職して19年、国政に送り出して頂いてから18年が経過することとなり、参議院議員として3期18年の任期満了を迎える年となるためです。
逆風吹きすさぶ12年前の2期目の挑戦時、緊張感とバランスある議席構成が必要と考え、一強状況に必死で抗い、支えて下さる全国各地の皆様を信じ、最後まで必死に訴え続けたことを忘れることはありません。
私自身、一番印象深いのは12年前の2期目の選挙で、それが私にとって民主党で最後の選挙となりました。その後、複雑で難しい3期目の選挙においても、多くの皆様から温かいご支援を賜り、3度議席を預けていただきました。
私がこれまで3回経験した全国比例の参院選では全国各地の皆様に有名人でも著名人でもない私の個人名「吉川さおり」と書いていただき、18年間歩みを進めてくることができました。
国会は、憲法上、国権の最高機関であり、国の唯一の立法機関として、「法律による行政」の根拠である法律を制定するとともに、行政執行全般を監視する責務と権限を有しています。
しかしながら、この間、行政においては統計不備や公文書の改ざんが明るみになり、政治においては一部派閥による政治資金規正法違反の事案などが発覚しました。長く続く一強状況がこのような事態の発生を招いてしまったのであれば、問題の構造を明らかにした上で、このような事態を二度と発生させない状況をつくりたいと思います。
2024年10月の第50回総選挙の結果、10数年ぶりに与野党伯仲の議席構成が衆議院においては実現しました。このことによって、28年ぶりに補正予算案が衆議院で修正議決され、参議院に送付されることとなり、この10数年できなかった多くの議論が国会でできるような兆しが見えつつあります。
衆議院では与野党伯仲の議席構成となりましたので、次は参議院の番です。とはいえ、参議院は3年ごとの半数改選ですので、一気に与野党伯仲とすることが難しくとも、これに少しでも近づける努力をしていきたいと思います。
緊張感とバランスのある議席構成こそが、国民生活に寄り添う多くの政策課題を国会の場で少しでも多く議論できることにつながります。
私、「吉川さおり」にとって節目ともなる新たな年の最初の日、政治を志した初心、そして全国の仲間や先輩、お一人おひとりに支えていただいている感謝の気持ちと責任感を忘れず、とても厳しい状況下ではありますが、前へと進んでいくことができればと思います。
今後とも皆様のご指導、ご支援賜りますよう心よりお願い申し上げます。
吉川さおり 拝
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