令和７（２０２５）年１０月２１日に召集された臨時会において、初めてとなる総務委員会が開会されました。

私は、召集当日の本会議において総務委員長に選任いただいていましたが、総務委員会の開会は１１月２０日となりましたので、委員会の冒頭で総務委員長の就任あいさつをさせていただきました。

常任委員長はこれまで２回にわたって２年以上務めさせていただいてまいりましたが、２回とも経済産業委員長でしたので、初当選時から経済産業委員長の任にある間以外、一貫して所属し続けている総務委員会での委員長の任に身の引き締まる思いです。

委員会室も慣れ親しんだ委員会室ですが、夏の参議院通常選挙を経て、参議院総務委員会の構成も一変しました。

私が初当選した２００７年に総務委員会を構成していた会派は、自民、民主、公明、共産、社民だけでしたから、現在の構成を見るにつけ、多党化が進んだことを改めて痛感しています。

また、総務委員会に初めて在籍したときは最年少当選者でまさに３０歳で、期数も一番若かったのですが、今回の総務委員会の構成を見てみますと、議員としての経験年数も私が一番長く、総務委員会においても最も長く籍を置いている議員となりました。

少数与党の本当にしんどかった時期の与党筆頭理事も野党筆頭理事もこの総務委員会で務めてきました。平成２４（２０１２）年に少数与党のとても厳しい時代に総務委員会の与党筆頭理事を務めた経験があったからこそ、その後の議院運営委員会をはじめとするさまざまな経験につながったものと思っています。

参議院で積み重ねてきたこれまでの経験を活かして公正中立、かつ円満な委員会運営に務めてまいりますので、関係するすべての皆様、どうかよろしくお願いいたします。

そして、これまで経験を積み重ねるためには議席なくしてはできないことでした。大逆風のときも議席を預け続けていただいた全国各地の皆様に改めて感謝の気持ちでいっぱいです。いつも本当にありがとうございます。